さて、主のもとから風が起り、海の向こうから、うずらを運んできて、これを宿営の近くに落した。その落ちた範囲は、宿営の周囲で、こちら側も、おおよそ一日の行程、あちら側も、おおよそ一日の行程、地面から高さおおよそ二キュビトであった。
夕べになると、うずらが飛んできて宿営をおおった。また、朝になると、宿営の周囲に露が降りた。
また彼らの求めによって、うずらを飛びきたらせ、 天から、かてを豊かに彼らに与えられた。
主は地のはてから雲をのぼらせ、 雨のためにいなずまを造り、その倉から風を出される。
あなたが息を吹かれると、海は彼らをおおい、 彼らは鉛のように、大水の中に沈んだ。
主は、はなはだ強い西風に変らせ、いなごを吹き上げて、これを紅海に追いやられたので、エジプト全土には一つのいなごも残らなかった。
そこでモーセはエジプトの地の上に、つえをさし伸べたので、主は終日、終夜、東風を地に吹かせられた。朝となって、東風は、いなごを運んできた。
こうしてモーセはイスラエルの長老たちと共に、宿営に引きあげた。
主は彼らにその求めるものを与えられたが、 彼らのうちに病気を送って、やせ衰えさせられた。